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眩暈SIREN



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眩暈SIREN

霧雨の降る場所

Lyricist:京寺
Composer:森田康介・眩暈SIREN

透明で埋め尽くした道
濡れた靴で歩いていく
太陽を遮った灰色の雲

人の体温が嫌いだった
言葉にも血が流れているみたいだ
どうして 誰かを想像している
水溜りの上に沢山の僕等
溺れる程じゃないけど
「生きていて良かった」なんて笑うな

憂さ晴らしの為だった重なりが
染みを濃くしていく
なあ誰の顔も覚えられないんだ
離れていて出来るだけ遠く
人はいつも傷だけを残していくから

見えてるものが違うだけで
冷たさは氷菓、嚥下した
喉を掻いて落ちる

慰めが嫌いだった
悲しみの声を注げるだけ注いだ
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6度5分の脱力感
痛い現状 噛み締めて
袖の無い服は着れないまま
「大丈夫」なんて笑うな

例えば終日隣り同士で
否定ばかり集めても意味がないよな
雨粒が線を引いた距離で
悪い話を囁けば幸せになれるか

見えてるものが違うだけで
虚しさは錠剤、嚥下した
思考放り出し落ちる

憂さ晴らしの為だった重なりが
染みを濃くしていく
なあ誰の顔も覚えられないんだ
離れていて出来るだけ遠く
人はいつも傷だけを残していくから
雨 振り尽くした道
濡れた靴で歩いていく
太陽を遮った灰色の雲は寡黙に
離れていて出来るだけ遠く
人はいつも哀だけを残していくから